「民僚」跋扈の三菱重工業の真相に驚く
平成28年12月25日(日)の読売新聞に「考える」という企画解説に「三菱重工業社長・宮永俊一さん『自社批判』」という記事があった。
ここでの主題は副題にある「『聞くのは恥』とする風土 上意下達の統制アダに」現れている。
「上意下達」という言葉が出ると、あら「民僚」かと思うがその通りだろう。
波風を立てず「事なかれ主義」で行く、おかしいと思っても異議を出したりすると突然飛ばされたり、外されたりするから黙っている。
そもそも異議を言うような人物を入社させていないからみんな「よい子ちゃん」ばっかりであろう。
筆者みたいに「おかしいこと」は「おかしい」という人間は出世しないのだよな。
こんなことをしていたら中小企業だとあっという間に潰れる。
記事にはこう書かれている。
「上が言うことはきちっと聞く。だが、自分から『これは問題ですよ』というようなことは言わない。」
これか正に「民僚」である。
こういう人たちというのはどんなところにいるのか?
誰でも知っているように小中高校時代に、どこにでもいる優等生である。
その特徴は、良い人、物わかりがいい、他人に評価されたい、しかし、戦いに弱い。
その典型例が東大卒の人で、三菱系というのは管理職は東大卒の人ばかりである。
そういえば同じ傾向にあったのが、日産に吸収された三菱自動車であったのは記憶に新しい。
担当の上司が無理難題をふっかけてもそれは無理だ、おかしいとは言わない。
取りあえず当面分からないように誤魔化せばいいやと言うのが三菱自動車だった。
それでこの宮永社長は、東大法学部卒。
製造業の社長というのは通常理系卒の人がなるはずなのに、文系の法学部だ。
三菱重工業が技術本意ではなく、管理部門が官僚化している証拠だろう。
実を言えば多くの業界団体や「道」と付く団体はみんなそうである。だから書道界も同様にこの三菱重工見たいな体質である。
こういう組織は営利事業でもないので、下手なことをしなければ潰れることはないから逆に突飛な改革をして会員離れを恐れるという方が強い。
こんなことを考えてみれば日本人特有の感覚というものであろう。
そうすれば筆者などは日本人的ではない「変人」と言うべきものだ。
しかし、この世界「変人」だと生きられないので変人をいつも隠さなければならない。
時々どうしようもなくなったときは、易でも立てたりして未来を占い、後になって、「当たった」とほくそ笑んでいる。
どうせ確率50%だから実のところ本当に当たっているかどうか分からないところがミソである。
そう言えばうちの叔父も似たようなものだったらしい。
稟議書で気に入らないものがあると、印鑑を上下ひっくり返しに押すとかで抵抗したそうだ。
筆者など、たまに書作品の印を間違って上下逆に押してしまうことがあったりする。
「これは単なる間違い」である。
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