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2016年12月29日 (木)

パールハーバー奇襲攻撃の疑問

Omen6


今週末は大晦日、正月である。
正月には松飾りとお供えで決まりである。
そういえば最近近所の門、扉に正月の松飾りなど見なくなった。
その昔は街に松飾りの屋台が幾つも出ていて、会社の上司が当時8,000円(30年以上前)もするものを28日に買って正月明けに「ぽぃと捨ててしまう」。
その後は、広告屋が持ってくる松飾りではなく「絵」になってしまったから、そういうことはない。
その松飾りと言っても、今や紙だったり造花だったりするので有り難みは全くない。
「お供え」は、プラスチック製のその形をしているだけという格好だけ。
こういうものは子供の教育には良くないと思っても、女房は元々商家の出だから余り経験がないと言うものだろう。
特に今年は、松飾りなどを飾る良い日がない。大安はなんと天皇誕生日だし。
その後は、先負で27日夕方、先勝で30日の午前中。
元旦も煩(うるさ)い一日になる予定なので、ある意味仕方がないかと諦めている。

ここのところ数日の新聞は、「真珠湾攻撃」の話ばかりである。
この関係の本があると思ったら2014年に「ルーズベルトの戦争責任」という本を買っていた。但し、積ん読である。
なぜ「積ん読」になってしまっているかというと、「歴史通」とかその他の雑誌に沢山の解説があって直ぐに読んでみると言う気になれなかったのである。


「真珠湾『奇襲』ルーズベルトに操られた日本 序説・長谷川煕」(歴史通2017_01)は、今まで明らかだったことを細かく解説したものでいろいろな疑問を呈している。
その疑問は後に置くとして、このパールハーバーものとして簡単に分かるのは1970年の日米合作映画である「トラ!トラ!トラ!」である。
1970年と言えば、まだパールハーバーの生き残りやゼロ戦の戦闘機隊長なども健在のころである。
それなのである程度史実に即したシーンが多く、「真珠湾」ものの著書の問題点も直ぐに分かる。
要するにその史実をどう解釈するかにかかっている。

その奇襲というのもウソなのは、実は映画の中で明らかだが不思議と誰も言わない。
平時の太平洋のまっただ中にあるハワイで、アメリカ太平洋艦隊艦船は戦闘配置についていたことである。(映画の中でもそのシーンがある。)
ゼロ戦の戦闘機隊長の証言に寄れば、日本海軍雷撃機は二番機から撃墜されたと述べている。
奇襲ではなく、強襲だったのである。
戦艦の戦闘配置というのは、5分以内と言うのが理想でそれ以上だと確実に撃沈される。
「ビスマルク号を撃沈せよ!」だったか忘れたが「戦艦ビスマルク」の戦闘配置の訓練に映画があった。
ここで戦闘配置の訓練をはじめで1日目は、何と15分以上かかった。
艦長が「これでは撃沈だ」と言っていたシーンを思い出す。
日本海軍では、4分を達成していたと言うから凄いものである。
しかし、平時のアメリカ太平洋艦隊、戦闘配置にどのくらいかかるのか?
多分20分は切らないだろう。
だから、本当の奇襲なら日本の連合艦隊航空部隊は全く無傷でも良かったはずである。

戦争映画を見れば分かるように、待ち伏せをされていたらほとんど全滅だ。
パールハーバー奇襲攻撃の場合は、圧倒的物量の連合艦隊だったから勝てたようなものである。

さて、「真珠湾『奇襲』ルーズベルトに操られた日本 序説・長谷川煕」での疑問」

1)「ハルノートに東條内閣の誰も、外務省の誰も、陸海軍省の誰も・・・・(何か変だ)(何かおかしい)と感じなかったのか。

★多分感じた人はいたのだろうと思うが、意見は言えなかったのではないかと思う。
軍隊というのは、官僚組織だから上意下達でトップが判断しなければ意味がなかったのではないか。

問題点は、そのトップも下から突き上げられて自由にものが言えないというところで、事なかれ主義に陥ると言うことである。

パールハーバー奇襲攻撃の図上演習が何回も行われて、全て連合艦隊が負け。
結果としては、図上演習そのままに現実は推移したが、これは上官から中止させられたと読んだことがある。
上のものが決めたことは、不都合でも実行されると言うことである。
映画「遠すぎた橋」という映画がある。
これはマーケット・ガーデン作戦(Operation Market Garden)という第二次大戦末期のオランダ国内での戦い。
この映画冒頭で、ドイツ軍主力がいないはずなのにドイツ装甲師団(第2SS装甲軍団)が攻撃先に存在することが分かった。
しかし、この報告は破棄されたシーンがある。
計画の遂行に不都合なことは、知らなかったことにする、なかったことにするというのは連合艦隊がパールハーバーに向かっているときにもよく見られている。

もう紙面が尽きた、次は次回の時期に。

阿川弘之の著書に「山本五十六」、「米内光政」、「井上成美」と言うのがある。
この三人は、米内光政海軍大臣の時の次官・山本五十六、軍務局長・井上成美である。
阿川弘之は、米内光政を非常に持ち上げているのだが、「真珠湾『奇襲』ルーズベルトに操られた日本 序説・長谷川煕」では「米内光政の正体は--」で疑問をていしている。
事実よく考えれば腑に落ちないことが多い。
特に海軍は、戦犯に問われた例が少ない、これも疑問である。



詳しくはこちらを参照 icon

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