CyberLink PowerDirectorで2017ニューイヤー駅伝・ジャック・アタリとは?
2017ニューイヤー駅伝の動画を漸く編集してYouTubeにアップロードした。
今回今までと違ったのは、使ったカメラ、マイクなどが違うことである。
編集ソフトのCyberLink PowerDirectorはVer15で最新最上位のDirector Suite5を使用している。
動画はFUJIFILM X-T1をはじめて使って見た。
映像はSONYのNEX-6並の印象だが編集は「重い」。
MOV-H.264となっているもののどうも古そうである。
4K動画に対応した「FUJIFILM X-T2」は「MPEG-4 AVC/H.264準拠」でこちらになれば少しは良いかもしれない。
動画に関しては、古さで少し失敗した。
ステレオマイクロホンのMIC-ST1は、そこそこ音を拾っていてaudio-technica製品よりかなりマシな感じがする。
とにかく、このMOVは重すぎて長時間の録画や編集には向かないのは間違いない。
高価なマイクを買ってしまった割には多少がっかりである。
将来X-T2を買ったときに期待するしかない。
今のところやはり動画はSONYかPanasonicのAVCHDに勝るものはないようだ。
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グローバリズム推進の読売新聞・「2017・問う」はジャック・アタリ氏
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「ジャック・アタリ」と名前を見ただけでもう読む必要がないと言う印象である。
読売新聞の記事はあとで解説するとして・・・・・・
このジャック・アタリ氏は、欧州復興開発銀行初代総裁(1991-93)をつとめたアルジェリア出身のユダヤ系フランス人である。
その主張は「世界のグローバル市場化を目指す論客」といわれていて、「移民推奨論者」である。
日本に関しては
「日本もこれから少子化に対応するには、ふたつ手があると。一つは家族関係をみなおすことだ。もうひとつは移民をいれる。」こんなものである。
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2011年1月18日に中央大学でジャック・アタリ氏が講演した記事がある。
「多極的世界における ヨーロッパ・日本・アジア」
http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/hakumon/2011spring06.html
★国家を解体してグローバル化を進めることを主張している。「どこが新しい中心都市になるか」
「21世紀の世界、五つのシナリオ」
「アメリカが衰退し、中国、インド、ブラジル、韓国はもちろん、オーストラリア、インドネシア、トルコが台頭する。ロシアは人口が減り、日本も衰退するから、世界は多極化する。
世界を支配する超大国はなくなり、トップを狙う国々がひしめく多極的世界が到来する、これが第2段階だ。多極的世界は不安定で危険な世界でもある。第3段階は、今から25年から30年後を考えると、いかなる国家も中心的役割を担わず、国境のない市場が世界を支配する段階だ。
市場原理が世界を支配する超帝国の段階。
ただし、これはネーションの内部で起こるプロセスとは異なり、法のグローバル化なき市場のグローバル化である。」
さて、この予測は当たっているか。
大外れではないだろうか。
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読売新聞の記事
ここで述べられているのは、英国のEU離脱とトランプ大統領選出に端を発するアタリ氏の言い訳と歴史認識の誤認、もう過去の人になりつつある焦りかもしれない。
妙な部分
※1910年ころの歴史を引いて「今日の世界も自ら閉ざそうとしているようにみえる。」
とあるのだが、世界中が欧米の植民地だったころと今を比べるのは無理がある。
※「もし将来、日米と中国が戦争に至る事態になれば、世界戦争に拡大するだろう。」
頭が古いと思うのは、今は熱い戦いなど起きないことで、既にネット上やら経済戦争は始まっている。そして、もし米国と熱い戦いになれば米国は中国の米国債をゼロ(データなので)にすれば良いことでこれで止まってしまう。
※「中国とインドで今後も中間層が拡大する。・・・その結果大きな市場が誕生する。」
中国でそんなデータはないし、金はみんな海外に持ち出すから中間層ができないのは常識であるし、「大きな市場」も誕生しなかった。
こういう風に、いつの頃の幻想だか分からないことを述べている。
このように過去の人になりつつある人の意見は参考にならない。
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日本というのは、日下公人(著)「新しい日本人が日本と世界を変える」に見られるように本当に「学校秀才」が多すぎる。
「学校秀才」というのは、自分で新しいことは考えられず偉い人に「考えてもらい」その先生の指示にしたがって動く。
そして、その先生に褒めてもらうのを極上の楽しみとする。
大学までに習ったことを忠実に守り、新しい事情が起きても無視する。
問題の正解は必ずあって、結果は必ず出せる。
などで、前回述べたように戦前の戦記物にたくさん出てくる軍人さんそのものである。
日本陸軍では、部隊を半分にわけて後ろに回り挟み撃ちにするというのが常道であった。
それを雑軍である当時の中国軍だと常に有効だったが、英国軍には二回目には見破られた。
それで上手く行かず英国軍が「おかしい」と言ったのが作戦を主導した参謀将校だったとあった。
例のインパール作戦もその手の作戦だったというのは直ぐに分かる。
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