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2017年4月18日 (火)

「男女別学を問う」群馬県立前橋高校は共学化にならない

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「男女別学を問う」という企画で1週間ほど前に上毛新聞で高校の共学化などの記事があって、1週間ほど連載された。
群馬県は、終戦後に旧制中学、高等女学校が新制高校になったときに共学にならなかったところである。
一般に関東以北の高校は、別学が高く群馬県は全国一の別学率が23.5%で、次いで栃木の18.6%、埼玉の8.5%と続くと書かれている。

別学といっても、高度成長期から高校進学率が高まると供に新設校が多くなり別学というのは伝統校だけである。
私立高校は、全て共学になっているとはいえ、やはり伝統校で元々女子高だったところは男子生徒の率が低い。
元々女子高というイメージは中々消えるというものではない。

それでこの企画の冒頭に群馬県トップの前橋高校(男子校)のことが載っていて、この通称マエタカを共学にする話かと思った。
そう言う話は、20年以上の前に立ち消えとなってもはや話題になると言うこともない。


その理由は後半述べるとして、その昔の前橋高校というのは入学してとんでもないところだった。
今は、高校の学区は全県一区なので県内のどこからでも入学出来る。
しかし、当時は前橋、伊勢崎市とその周辺隣接区域だけだった。
一学年432人、一クラス48人。現在定員320人。

この48人中の40%強は伊勢崎地域、10%強はその他の地域で前橋は半数と少し位であった。

このどこの中学からでも学年トップクラスが入学するから、世の中勉強が出来ても優等生とは限らないのだとつくづく思ったものである。
それが学年を経るうちにおとなしくなる。
これが実はおとなしくなったのが、自分たちだけのグループだけになって排他的な環境を作ったのかは分からない。
事実として、特定の人しか話さないというグループも出現する。
「バカは俺たちの仲間ではないとか」



前橋高校の第二校歌に「バカ隠居(員教)」という言葉がある。

昔々からいい伝わってきた第二校歌という数え歌で、今では状況にそぐわなくなってきたからどうなったのかは分からない。
その「バカ隠居(員教)」とはどう言うことか?
高校に1年に入った頃は分からなかったが、卒業して初めて分かったものである。

それは、
「授業をさっぱり行わず、授業中に雑談ばかり」の物理の教師。
試験の範囲は、教科書のここまで「自分で勉強してください」で終わり。

教科書は、取りあえずなくてはならないのでと一回も開かなかった日本史の教師。

「田舎の女子高の先生になりたい」を連発する数学の教師。

理由は、「前高(マエタカ)だと授業をやってもバカにされるが、田舎なら前高から来たと言えば尊敬されるから」という。
それで実際に、山の奥のどこかの高校に赴任してその後に高校の校長になった。
その時の教え子の同級生が教員となって、その下にいたからよく分からないものである。

高校1年で芸術選択をする時、名物教師がいるという音楽選択をした。
今でこそ書道に関わっているから、「書」を取れば良かったがその時は、書に飽き飽きしていた。
美術は抽象画しか書かせないというので必然として、音楽になった。


その名物教師は今でも同窓会誌に登場する「ギヤマン」こと音楽の福島先生。

もともと音楽選択で来る生徒は、「居眠り」をするために来る全くやる気のない生徒で当然そのつもりで受講した。
だから、授業は全くやる気なし、歌も歌えず、音感もなし、多少のマンドリンは弾かせてもらったが全く上手くならず。
それで先生が腹を立てて「我慢できない」と怒鳴ったのが「ギヤマン」のもと。
それでも50年も経って、授業の様子の記憶が残っているのだから効果はあったのかもしれない。

高校の授業で遊んで「どうする」というもので、高校の授業のほとんどが役に立たなかった。
だから「バカ員教」なのである。

実際に大学入試も、大学に行っても、教わったことは全く役に立たなかったから、世の中そう言うものかもしれない。

元に戻って「男女別学を問う」という企画

大上段に「男女別学を問う」とは言ったものの、後の連載は周辺地域の高校の統廃合による女子高の廃校の話である。
大学入試では、2018年問題という2018年から大学の受験生が激減してくるのが既に高校の段階で始まってしまっていると言うことである。

しかも、群馬県は全県一区のために優秀な生徒は前橋、高崎の高校に集中して特に優秀な生徒は、前高、前女、高高、高女というトップ高に進学する。
結局、周辺の高校の偏差値は下がり進学する生徒が少なくなり統廃合になって、別学高が減ってゆくということである。

だから、前高、前女、高高、高女という高校のトップ高は憧れの元であり、変わってもらっては困るところである。
だから、この4高に至っては、共学化は進まない。


実際には、昔から比べて高校も多様化した。
中央高校は中央中等教育学校となり、私立高校も「特進クラス」が出来た。
この私立の「特進」を全部集めるとトップ高に次ぐ高校に相当するから、下位の公立高校と言うのも存在意義を問われてくるものでもある。

・・・と言うわけで、新聞の企画は、「大山鳴動して」実はネズミ一匹も出ずといったところだった。



詳しくはこちらを参照 icon

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