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2017年5月 1日 (月)

Panasonic LUMIX DMC GX8に見る写真誌の不都合

Gx88

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概要
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Panasonic LUMIX DMC GX8は、2015年8月20日にGXシリーズの上級機として発売されたカメラである。
従って、発売されて一年半も経過して通常なら新型の仮称GX9が発売されてもおかしくない。
しかし、発売当初から写真誌では「プロカメラマン」の評価としては大きすぎる、「ドンガラ」と不評であった。
その不評は今でも続き、LUMIX  GX8が話題になることは少ない。
それで今回ようやく、要らないカメラを下取りにして中古品を手に入れることが出来た。
取りあえず4~5日ほど使ってみての感想やPanasonic LUMIX DMC G7との比較、カメラ雑誌などの対応などを書いてみたい。

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Panasonic LUMIX DMC GX8を手に入れる
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Gx86


Panasonic LUMIX DMC GX8は、ハイエンドだけあって発売当初かなり高価なカメラであった。
他社製品だと、FUJIFILM X-T1、X-T2、Pro2とかSONY α6500とかの中級機のハイエンドに相当する。
「マグネシウムボディ&アルミ切削ダイヤル」や「防塵・防滴仕様」、「可動式0.5型の大型EVF」、「有効画素数を2030万センサー」(APSだと3,800万画素に相当)など、従来のGX7よりグレードアップしているが見た目はよく分からない。
こういうカメラのディテールの作り込みという点では、従来からのカメラメーカーのNikon、Canon、PentaxそしてクラシカルなFUJIFILMなどに比べて家電屋の悲しさか高級感はない。

Gx83



こういう安物感というのは、SONYのミラーレスカメラのEマウンド機にも多数見受けられる。
デザインとしては、高級コンデジのLUMIX DMC LX-100に共通した傾向にあるが間延びしていないLX100の方がデザインとしては良い。

Lx10011


いずれにせよ高価なカメラで中々手が出ず、より高画質な動画を撮るためにPanasonic LUMIX DMC G7(H)を製造中止後の2017年になって最安値で購入した。
このカメラとSONY α6000で動画を撮っていた。
SONY α6000の動画は、無非常に綺麗で良いのだが30分~40分くらいで熱暴走によって撮影できなくなる。
SONY NEX-6(1600万画素)では、そう言う記憶にないので2400万画素になってからの症状であろう。
従って、このSONY α6000に代わるカメラを探していたというわけである。
一年半越しにようやく手に入れたPanasonic LUMIX DMC GX8は、感慨深いところがある。

Gx81


購入したのは、先ほど述べたように中古(新同品)で、箱にも入っていない剥き出しで届いたもの。
これが夜市で10,000円安くなって、偶然下取りに登録していたカメラが下取り対象になっていたので何とか買える金額まで偶然落ちたということだった。
--これも「神様の思し召し」というか、そういうチャンスがなければ購入しなかったかもしれない。
購入チャンスには「後髪はない」というヤツで逃せば後悔するというものである。

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Panasonic LUMIX DMC GX8の不評(雑誌)
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Panasonic LUMIX DMC GX8について掲載されている写真誌のレビュー記事、カメラ比較評価記事を手元にあるものだけで探してみた。

「日本カメラ2015年12月号」のテストレポート(p191)に「LUMIX GX8」があった。
こういうテストレポートに掲載されるカメラは、比較的良い方であるというのは経験済みなので予測通り、それほど大きな不評というのはない。

雑誌「カメラマン」では、プロカメラマンの対談記事では、散々けなしている。

その一方「2016年8月号」の高精細「GX系」対決では、「GX8はGH4と並ぶ2トップのフラッグシップ機」と説明して、GX8、GX7markII、GX7と比べると別格と評している。
要するに、評価するプロカメラマンによる。

Gx85



最近の記事では、「特選街2017年6月号」にデジタルカメラの記事があり
「一眼レフ&ミラーレス」クラス別徹底比較
(●ミラーレス一眼:高級クラス/中級クラス/普及クラス)

があって、Panasonic LUMIX DMC GX8は中級クラスで最上位にランクされている。
但し、お勧めは新型のPanasonic LUMIX DMC G8(一眼レフ型)である。
高評価だったのは、2年サイクルのために製品末期のLUMIX GX8が安く手に入るようになったということである。
但し、特選街では、2015年12月号「デジタルカメラ一眼○×採点簿」でA評価になっているので基本性能は無視できないというわけか。

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カメラ雑誌の動画機能の無視の不思議
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近年のデジタルカメラの売りは、動画機能である。
ところが写真雑誌は、カメラの動画機能に関して評価した記載はない。
それは「日本カメラ」や「アサヒカメラ」というカメラ雑誌の高級紙から「カメラマン」という完全にアマチュア向け、「特選街」という買い物雑誌までそうである。

ここで「特選街2017年6月号」では、「Q_デジカメの動画撮影はビデオカメラの代わりに使える?」で「餅は餅屋(ビデオカメラ)で」とデジタルカメラでは簡易的に使うのみ有効としている。
確かに、SONYの「空間光学手ブレ補正」はかなり良い。
要するに、カメラ雑誌では動画機能は無視というわけだ。

しかし、一般的なビデオカメラというのは200万画素である。
最近の4Kだとしても800万画素しかない。
今やコンデジでも2,000万画素の時代である。
だからビデオカメラは、デジタルカメラの代わりにはならない。

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デジタルカメラの動画評価は如何に
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最新版として「特選街2017年6月号」「一眼レフ&ミラーレス」クラス別徹底比較」から見てみると。
「動画及び先進機能」で、純粋に動画機能の評価は出ていない。
この中でPanasonicだけは満点の20点を獲得している。
動画機能というのは、実のところ何分ぐらい撮れるかの放熱問題である。
それはフルハイビジョンでは、高画素のデジタルカメラから200万画素相当まで圧縮しなければならないのでカメラにかなり負担がかかる。
この熱暴走で停止した時間は、(動画編集をする前提で)今まで経験したカメラで

SONYα55(1670万画素)--約15分
SONY α77(2470万画素)--約20分
SONY NEX-6(1670万画素)--熱暴走経験せず
SONY α7(2470万画素)--不明(動画で使用せず)
SONYα6000(2470万画素)--30分~40分

Panasonic GX1-熱暴走経験せず
Panasonic G6(1605万画素)-熱暴走経験せず
Panasonic G7(1600万画素)-熱暴走経験せず
Panasonic GX8(2030万画素)-未定

この様に高画素化すると、熱暴走して長時間動画が撮れない。
また、最新の動画連続撮影時間

SONYα6300(2470万画素)は、18分
SONYα6500(2470万画素)は、30分、拡張で60分と言われている。

これからPanasonicは動画機として合格だが、SONYは30分が大方限度。
他社のデジタルカメラは、編集がしづらく室内で撮ったら使い物にならない。

ここでカメラ雑誌では、SONY NEX-6に比べて「肥満化」したSONYα6000ではなく、NEX-6に近いより小型のタッチパネルのSONYα5100を評価している。
同じく、多少巨大化したPanasonic GX8より小型のGX7markIIを評価する。

SONYα6000が外観の安っぽさに反比例して、動画もそれなりに頑張ったカメラであることが分かる。
同じく、Panasonic GX8が高画素化に対応して動画の熱対策として大きくなったということが理解できる。

SONYα6000やPanasonic GX8が評価されなかった原因には、動画機能を無視したということに尽きる。
但し、Panasonic GX7markIIは画素数を1600万画素に抑えているのでG7並である。

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SONYα6000やPanasonic GX8を通してみる写真誌
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もう随分昔に写真雑誌の評価だけでCanonEOS7という銀塩カメラを買ったことがあった。これが今のデジタルカメラでは想像が付かないほど低輝度に弱く、雑誌のAFが早い、正確という評価とは全く違った。
それでその後にミノルタのα707Siを購入して、α7になりコニカミノルタα7DになりSONYになった。
のちに撮影会に行って分かったことは、プロカメラマンというのは完全なライティングをするのでアマチュアが撮るのとは撮り方か違うと言うことだった。

Xt208


今回Panasonic LUMIX DMC GX8に絡んで、動画について多少書いてみた。
FUJIFILM X-T20など「動画及び先進機能」でそれほど悪いようには書いていなかった。
しかし、実写してみると明るい条件の良いところはともかく室内では使い物にならず、動画編集もファイルの大きさが大きくて使い物にならなかった。

今は、動かない写真より動画の時代になった。
動画を編集するにはやはりデジタルカメラとパソコンの相性が良く、ビデオカメラはビデオレコーダーとの相性が良い。
いずれにせよ、いつまでも写真の時代ではない。
デジタルカメラの動画機能というのは、ますますカメラの要になるというのは今後の課題だろう。
デジタルカメラは、最終的に動画機能を充実させたミラーレスカメラに統一されてゆくというのは同じく時代の流れであろう。


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