JAF Mate冒頭の変なもの「甲骨文字」
JAFの会員になると「JAF Mate」という会員誌を送ってくる。
JAFに入っていると車が故障したときになど便利と言うことでもう20年近く入会しているのだが、実のところ1回も使ったことはない。
それでJAFとの繋がりは、この「JAF Mate」という会員誌だけと言ってよい。
この会員誌の1ページ目を開いたときに、昨年からか妙なデザインしたものになった。
7月号は「文字と眼差し」とあるから「文字」らしい。
よく見ると変な雅印も押してある。
7月号は、「甲骨文字」の「雨」という文字を書いたと解説文に書いてあるのだが、甲骨文字には見えない。
「書道辞典」で調べてみたら間違っていて、勝手に解釈してデザインしたようである。
書いている「華雪」と名乗る女性の「書家」と称する人物。
こういう名前を見ても書道家に「名字」をつけないのは、大方「龍馬伝」で「賞」を貰ったS女史と同じとみる。
賞と言っても、間違い字、書き順の違った文字を見抜けない審査員が審査したからそのレベルというのはしれたものである。
こういう類いの書家は、「makishoji(今城昭二)の書道・篆刻ブログ」の今城先生が「ないないづくし」と呼んでいたかどうかは定かではないがそうだろう。
「ないないづくし」とは、師承がいない、書の知識がない、書の技量がない・・・・・雅印がない・・・とまでである。
そうとみると「華雪」女史の経歴には師承が述べられていない。
他の人のブログを見ると5歳の時に「玉記久美子」先生に習って20歳まで通ったと言う。
しかし、「玉記久美子」先生というのは全く経歴不明。
「華雪」女史の書歴も競書誌に載ったくらいなものであるようだ。
それで「他の人のブログ」に使われている筆が紹介されている。
それを引用すると********************
「左から順に、華雪さんが10歳の時に自身で彫った篆刻「華雪」。
毎日使っている小回りが利いて書き心地のいい2本の「一番身近な細筆」。
くじゃくの羽を束ねてつくられた「くじゃくの筆」。
小学生の頃、華雪さんの髪の毛でつくった「体毛筆」。濡れると自身の髪の毛と同じクセが出るそう。
『THREE TREE JOURNAL』トップページのスライドバナーの「丁」の字を書いた「ペンキ用の刷毛」。
「日」の屏風の制作でつかった「日本画用の刷毛」」*******************************
この筆、驚くなかれ全て洗っていない。
しかも見る限り、みんな安物の「ちびた」穂先のすり切れた筆。
羊毛でもなさそうな、練習用の筆にしか見えない。
持っている書道関連本は、これも引用すると**********************
「上から、華雪さんが影響を受けた書家・井上有一氏の全文集『書の解放とは』(芸術新聞社)と『生きてい る井上有一』(UNAC TOKYO)の一ベージ、写真家・繰上和美が撮影したポートレート。
下の2冊は、華雪さんが書道教室で玉記先生に文字の成り立ちを習った字典、白川静編纂の『字統』(平凡社)と『常用字解』(平凡社)。」********************
篆刻家を自称している割には、篆刻字林なんか持っていないのね!!
もっとよく見てゆくと、書いている動画がある。
穂先もほとんど見えないくらいというか、根本でカットしてある筆の付け根もって紙を擦っている。
この書き方どこかで見たと思ったら、T氏が揮毫したときに使った穂先をバッサリ切った筆と同じである。
早く言えば、マジックインクのデカいヤツ。
こんなの筆じゃないね。
ところで、書いてある文字らしきものは、こういう筆で擦ったものだから末端が荒れていて「甲骨文字」ではない。
甲骨文字というのは、亀の甲羅に熱した熱い鉄で焼いたものだからこういう字体にならない。
一応、かなり創作的な毎日系の西川翠嵐先生(書道芸術院展 常任総務審査会員)の甲骨文字の例を出しておいた。
著書も篆刻も含めていくつか出版していてAmazonに載っている。
但し、書評は最低である。
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