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2017年6月 4日 (日)

書論・「書は人なり」

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昔から「書は人なり」と言う言葉がある。
これが「書き手の人格の反映」とされるのは鎌倉時代からだという。
しかし、最近では手書き文字というのは自分の住所と名前ぐらいしか書かなくなった。
書道展での記名では、銀座でやる展覧会などでは姓号しか書かない。
その理由は何なのか分からないが、そんなところに記名する書家は名前だけ見れば分かるというのかもしれない。
特に最近は、個人情報にうるさくなっているから毎日書道展で公募入選は名前だけである。

実のところ自分の住所が書きにくく、住所を書かなくても良いというのなら大助かりである。
それで「ちょいと」目立つようなサインをしてくる。
但し、関口虚想先生みたいに、二行にわたってサインするほどの度胸はない。

こんなふうに自分の名前しか書かなくなっているから、今鎌倉時代からの「書は人なり」ということはないようだ。

一応書家と名乗っていれば、そこそこの文字は書くから平安時代に見られる「プロのお仕事」で、「書は人なり」とは言えない。

その「書は人なり」も書道家だと展覧会で作品を発表する為に非常に良く表すことも多い。
「日展」だと「カーボンコピー」なので判らないではないかと突っ込みが入るが、日展作家でも社中展、グループ展では個性的な作品を書く。
毎日書道展系は、全て個人の創作なのでこういう個性や「書き手の人格の反映」というのは良く出ることがある。
良くあるというのは、ワザと判らないようにする場合もあると言うことで、この辺書道家はプロなので数々かき分けることができる。
そんなかき分けがどの様にできるのかというと、他人の「書風」をまねて創作してしまうことである。
オリジナルではないからデザイン性としては優れているが、「空虚」で心が入っていない。

これだと幾らでも本心を隠せるが、見ている方からだと「模倣しかできないのか」と思われてしまう。

そこまで極端ではないとしても、師承の作風をまねて書いていれば似たようなものである。
それでその師承の作風を脱したところに本当の創作作品ができるのだが難しい。


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カメラメーカー: Panasonic
カメラモデル: DMC-LX100
撮影日時: 2017-06-04 15:23:44 (タイムゾーン情報なし)
焦点距離: 10.9mm (35mm 換算焦点距離: 24mm)
絞り値: ƒ/4.5
露出時間: 0.0080 秒 (1/125)
ISO 感度: 200
露出補正値: なし
測光方式: マトリックス
露出: プログラム (オート)
ホワイトバランス: オート
フラッシュ使用: いいえ (強制)
ソフトウェア: Adobe Photoshop Lightroom 5.7.1 (Windows)

その「書は人なり」だか、実際はその人の体型や顔かたちも反映することが多い。

先日、毎日書道展事務局役員懇親会で逢った鳥取の名越蒼竹先生、競書の手本を書いてみていつの日か「自分の文字は細い」と感じたそうだ。
それで気をつけて太くしようとするものの中々上手く行かないという。
そんな話を聞いて身体を見てみれば、細身の高身長の大男で顔も結構尖った顔をしている。


名越先生の手本をみて、なるほどそうだと合点が行く。

大先生の話で恐縮だが、故今井凌雪先生は、NHKの書道講座を担当されて(NHK趣味講座 書道に親しむ)その臨書などとてもすばらしいと誰でも感じる。
そして、今井凌雪先生が好きなのは「良寛の書」だといい良寛ふうの作品を書いていた。(NHK)

しかし、乞食坊主で自閉症、夢も希望もない良寛とは余りに境遇が違い過ぎて、何となく良寛的な悲壮感や絶望感がでないのではないかと感じたことがある。
但し、「(NHK趣味講座」しか見ていないので本当のことは判らない。

この「書は体を表す」の方が、結構しっくりすることがあって細い人は、細い文字を書くし「丸っこい」ひとは、同じく「丸っこい」か優しい文字を書く。

そうかといって、大字書や前衛書は全く当てはまらない。


詳しくはこちらを参照 icon

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