PowerDirector 15で編集中・創立70周年記念役員作家巡回展
4月始めに開催された「創立70周年記念役員作家巡回展併設北関東総局展」の記録配布用DVDの編集が行き詰まっている。
PowerDirector 15の編集で分かるとおり、作品研究会の午後の部の時点で1時間を超えている。
DVDの予定は、40分程度だったが午後の部も全部入れたら、2時間でも収まらない。
・・・と言うことは、かなりの部分、挨拶などはカットしないとならないようである。
動画編集は、取りあえず全ての映像を並べないと話にならないので徐々に並べなければならない。
作品研究会だけで3時間、その他を入れればどれだけ動画を見直し、不要と思われる部分をカットしなければならないか気が遠くなるからボチボチである。
それでなるべく映像時間を短くしたいというのは、実はDVDの書き込みエラー対策でもある。
1時間以内なら、150枚焼いて何とかノーエラーかもしれないが、ハイビジョンで1時間50分以上になると必ず何枚かはDVD周辺部で読めないエラーが出る。
それに焼くのに1枚4-5分。
5分として5x150=750分----12時間30分もかかる計算。
これだと焼くだけで1週間はかかる。
最終的にどこかの部分を削除せざる終えない。
それにしても午前の作品鑑賞会で、墨の話が少し出ていた。
聞いていて、宿墨にして・・・・からの意味不明な部分が多くてよく分からない。
宿墨にした墨の話というのは、誰も企業秘密で実は明かさないというのが基本である。
実を言えば筆者もどんぶり一杯というか、ボール一杯の墨を作っている。
毎日書道展の作品はすでに出品してしまったので、今作っている墨は秋の群馬県展からの作品用1年分である。
だから、突然席上揮毫してくれと言われても墨がない。
大体席上揮毫で使っている墨は、9割方墨滴で中には手刷りという先生も居るものの、刷って直ぐ使えるものである。
宿墨による墨つくりというのは、どこかのTVドラマ「私失敗しないので・・・」というわけに行かないのが常である。
昨年は、足が痛くて墨のケアが出来なくて墨つくりは失敗している。
失敗しているから墨ができないというのではなく、できたのが半年後である。
その余り上手くできなかった墨で、
群馬県書道展、前橋市民展、書道芸術院展、毎日書道展
の作品を書くわけだから、ある意味嵩がしれている。
当たり前だが、そんな失敗した墨で書くわけに行かないからもっと前に作った保存用の墨を足して書く。
それでますますろくな作品は書けない。
この墨つくりというのを普通は教えないのに、社中で「教えてくれ」というので教えた。
こういうのは、非常に良くない。
なぜなら、こういう墨を作るという部分から作品制作は始まっていて作者の自主性を損なうからである。
そのためか師承の横堀艸風先生は、墨の作り方は当然教えないし、作品を作っているところも見せない。
横堀艸風先生の師承である大沢雅休先生は、手本を書いているのも見せなかったという。
手本は、書き上がると障子を少し開いて「ぽい」と放り投げてくると、今にも目に見えるような風景が浮かび上がる。
書いている書は、前衛書道だから書く人たちが同じ傾向の作品を書いたのでは、単に形をまねているだけなので作品に「命」が吹き込まれない。
これが前回言ったように「心」がない作品である。
よく「良寛の書が好き」という話を聞く。
見れば変哲のないようなヒョロヒョロとした文字だが、「心」がある。
「命」がある。
その「良寛の書」をまねて書いた作品が、「良寛の書」に似ても似つかず全く別の作品になると感じるのだがどうだろうか。
「創立70周年記念役員作家巡回展併設北関東総局展」で西林乗宣先生が、うちの社中ではお弟子さんが「すき勝手に書いている」と述べていた。
もう30年以上前に師承の横堀艸風先生のところに作品を持って行くと、先生の作品と似ていない作品を全て選んでいた。
心に中で「それ失敗なんですけど」と叫ぶのだが、実は旨く書けたと思う作品はゴミ箱行きかどこかに仕舞ったが未だに陽の目を見ていない。
それで今は作品構成や雅印の位置等も教えてしまっているのだが、これも実は「よくない」と思っている。
今まで述べているように作品が画一化するからである。
そうかといって「柊雲理論」の「作品構成」というのは、他人の作品を批評するときには大いに役に立つから面白いものである。
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