宅地建物取引士・法定講習に参加する
従来の宅地建物取引主任者の名称が宅地建物取引士に変わったので、お勉強のために法定講習に行って見た。
しかし、当然ただではない16,500円の受講料+交付手数料がかかる。
宅地建物取引士証というのは、もともと不動産業に勤めていないと登録できないと思った。
その普通は取得できない宅地建物取引士証を持っているというのは、その昔不動産業の免許を持っていたという名残である。
だから「捨て金」さえあれば、いつでも不動産業を開業できる。
その「捨て金」とは、開業するにはそれなりの資金がかかり、宅建協会に入会すれば供託金は安くすむものの、入会金と年会費がかかる。
今時そんなものを回収できる当てもなく、宅地建物取引士証が欲しいだけで講習を受けている。
5年更新なのでこの5年間に随分と法律が変わった。
税法、民法から始まって、宅地建物取引士法・・・・・と多岐にわたる。
その他最近の賃貸住宅で外国人や高齢者などの入居差別問題などいろいろと難しくなってきている世相を反映している。
5年前には、同時期に宅地建物取引主任者を登録したと思われる同世代の昔の知り合いがいた。
その知り合いも不動産業はやっておらず、勉強のためにきたと言っていた。
今回は見かけなかったので、とうとう本格的に引退したのかもしれない。
折角少しは昔話を咲かせようと思ってはいたとはいうものの、確か独身だったので微妙な部分があった。
そういえば何人か同世代で、独身のヤツがいる。
例外なく若い頃から母親と二人暮らしだったりして、客死してしまったうちの従兄弟もそうだった。
確かに今頃になると子供がいると言うのが励みになったりする。
子供には本当に苦労させられる。
女房殿は、子供を教育すると言うことで「大部」性格が丸くなった。
思い通りに行かないから、諦めるか見放すかそれとも・・・・なのである。
幾ら手助けしてやろうと思っても、中高生以上になって女房殿も小生も親に「勉強しろ」と言われたことはない。
昔の子供は、結構「自己責任」見たいのが強くて「親に迷惑はかけられない」というのが前橋高校時代に皆が言っていたことである。
それで最近の大学生は、自分で勉強しなくなったとどこかに書いてあった。
あれをやれ、コレをやれと指示しないと何もしないというのは、一時期流行った「指示待ち人間」を思い出す。
やはり大学受験の時に予備校の受験テクニックを吸収しすぎたと言うのが原因かもしれない。
随分前に東大生のノートというのは流行ったことがある。
その原型がテレビに出ていたことがあって、予備校の講師が受験テクニックを解説したことがびっしりと書かれていた。
自分で学ばないで、何度も教えてくれることだけを学ぶ学生、人間が増えているように思える。
そうすると、最終的には「耳学問」しかない。
元女子東大生タレントを見るといつもそう思うことがある。
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