運動にはつきもののパワハラ・子供の中学時代でも
8月の末になって体育協会のパワハラの問題が出ていた。
少し前、日大のチアのパワハラが報道されて、チアの女性監督が退任した。
スポーツでは、春先からレスリングのパワハラから始まり、日大のアメフト部の問題、ボクシング協会の問題と続いている。
こういうものは氷山の一角で、幾らでもあるのではないかと思う。
実を言えばうちの娘も約10年ほど前の公立中学一年生の時に、いまから思えばパワハラと思われることに遭遇した。
公立中学一年生で部活は、内申書にも響くので入部せざる負えないのだが、華やかな世界が好きなので運動音痴に癖に少し華やかに見えた「新体操部」に入部した。
あとから家庭訪問で担任の先生が、「新体操部」と「ブラスバンド部」は大変なのでやり抜ければ大したものだと言ったという。
根性なしで、いつも悲劇のヒロインになったようなタイプだったのでどうなるか心配していた。
それが中間試験の2週間前ぐらいに、地域の大会が他の市であった。
それで帰ってきて、その時の大会についての「感想文」だかの文章を書いて提出ということになった。
それで1回目に何やら書いていったようだが、突き返されて、2回目、3回目・・・。
新体操というのを初めて始め、1か月ほどしか経っていないでどういう感想を書けというのか全く分からない。
何と中間試験の1週間前まで毎日椅子に座って机に向かっていると思ったら、提出ノートを出したまま何もしていない。
当然勉強なども手についていない。
さすがにそれは困ったので、女房が顧問の先生に何をどういうふうに書けば良いのか聞きに行った。
しかし、曖昧なことを言うだけで何も分からない。
お陰で娘の中学に入って一回目の中間試験はボロボロだった。
これが公立中学の部活ではなかったら、学校に行けないという引きこもりになったかもしれないと空恐ろしいことになるが、それは免れた。
結局「新体操部」は退部して、他の部活に入部することにしたものの1学期の間は学校から許可が出なかった。
ついでに言えば期末試験もボロボロの成績で、このままだと志望している県立高校に入れる可能性が低くなる。
そうなると益々やる気をなくすという、どうしようもない性格なので、親は頭を抱えることになった。
ずれにせよ、取り返すのに1年半もかかった。
ちなみに「新体操部」の新一年生は(小学校からの)経験者2名をのぞいて全員退部。
娘と同じ別の「文化部」へ入部した生徒が多かったという。
それで6年後の大学入試では、何となく「少し華やかに見える」大学に合格して、ある意味その時の希望は果たせたのかもしれない。
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