大学入試情報本も既に「フェイクニュース」になりつつあるか
2018年10月29日は、朝から健康診断だった。
血液検査による診断は、今年の春先に3-4回もやったので大方予想はついている。
それでも前橋市の無料健康診断+なので例年のとおり胃カメラも飲んできた。
結果は、2か月後ぐらいになるのだが昨年は心電図が異常と言われていたのに、どうも異常は見られなかったらしい。
それは心電図が簡単に終わったことで想像がついた。
同じく昨年は「むくみ」があると言われたがもそれもナシ。
病気を幾つか克服したら、どうしたのかいろいろの部分が改善している。
胃カメラも昨年は「胃炎」と言われていたが、今年は胃炎を言われなくなった。
しかし、ほとんど直っているが「逆流性食道炎」をしたのではないかと今頃言われる。
したとすれば数年前で昨年は全く自覚がない。
それなので今年は、胃カメラもOKだった。
前回大学受験について疑問に思っていることを書いてみた。
それでこの健康診断の待ち時間に「日経トレンディ2018年9月号・大学激変!早慶 MARCH 関関同立」という本を読んだ。
冒頭に「早稲田大学に例年なら合格していた受験生が明治大学にも受からない」というようなフレーズで、何やら期待したが全くそんなことは書いていなかった。
これはやはり大学の広告の「フェイクニュース」の一端と思った。
なぜなら、前回書いたように私立大学の入試では50%強が特別入試という推薦、AOになっているからである。
慶応、早稲田はかろうじて一般入試60%程度になっているものの、上智大学などは特別入試が約60%と逆転して武蔵大学ではそれを超えると言われている。
それで偏差値50以下の高校(200人以下)の進路実績を見ると、大学進学は指定校推薦、公募推薦、AOがほとんどで一般入試ではほんの数名しかいない。
またネットで言われている「Fラン」という偏差値がつかないレベルの大学は、実は一般入試を実施しておらず推薦とAOしかないと言うところも多い。
一般入試をしていないから偏差値がつかないのは当たり前で、いまの「大学の偏差値」序列というのもかなり眉唾ではないかと思われる。
要するに「日経トレンディ」で紹介している大学は、実のところ一般入試で入学している学生ではなく、偏差値の出ない特別入試で入っている学生が多い。
それを進学校と呼ばれる偏差値62程度以上の高校の一部の受験生だけが、少ない定員を目指して受ける一般入試で序列をつける。
2019年度以降、益々(ますます)18歳の受験生人口が減るから「高偏差値」に相当する受験生は激減する。
そもそも大学に入る「高偏差値」の学生がいない状況で、その大学の高偏差値という評価を維持すると言うのも実のところお笑いではないか?
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