Canon EOS Kiss Mを買って使った1年半の感想
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■目次
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1)目的と現状
2)購入動機とメイン機種_A●購入動機_B●メイン機種
3)EOS Kiss Mのエントリーモデルとしての位置づけの理由★利点・欠点
4)プロカメラマンの評価と実態
5)ダメレンズと使えるEF-Mレンズ。
6)EOS Kiss Mのレビュー記事を書いての感想
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1)目的と現状
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EOS Kiss Mは、記録用のEOSMシリーズを生かすために買って使っている。
記録として写真を残したいときに失敗なく綺麗に撮れるので重宝である。
レビュー記事を見てみると、発売当初のカタログをそのまま転写したように記事が多く、2020年春では多少なりとも踏み込んだ記事が多く見られる。
しかしながらどうもEF-Mレンズを忌避してマウントアダプター経由で写真を撮っていたりして何か物足りない。
それで、今までとは多少違った視点で述べてみたい。
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2)購入動機とメイン機種
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A●購入動機
EOS Kiss Mを買ったのは、「EOSMレンズキット」、「EOSM2トリプルレンズキット」、EOSM3と持っていて、これらに電子ビューファインダー(EVF)がないことから「EOSM2とEOSM3」その他を下取りにして購入している。
ここでEOSMレンズキットは値段が付かなかったのでそのまま、またレンズその他は残している。
EOSM3や上位機のEOSM5より画像処理エンジンが「DIGIC 8」でM5より性能が上がっていたこと、電子水準器の仕様が変更になっていたと言うのが理由でもあった。
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持っているレンズその他
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EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM(生産終了・初期のキットレンズ)*2
EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM(トリプルレンズキット同梱)
EF-M22mm F2 STM(トリプルレンズキット同梱)
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM(後期・キットレンズ・単独購入)
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM(高倍率・キットレンズ・単独購入)
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM(Wキットレンズ・単独購入)
マウントアダプター(トリプルレンズキット同梱)
簡易ストロボ(レンズキット同梱)
B●メイン機種
メインカメラは、
イ)FUJIFILM X-T30、X-T2(X-T1)、でレンズは「XFシリーズ」
ロ)動画を含むとき・パナソニックLUMIX G9pro、GX7III、GH4、G7。
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3)EOS Kiss Mのエントリーモデルとしての位置づけの理由
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EOS Kiss Mは、今でも一番売れているミラーレス一眼カメラである。
★利点******************************
イ)EOS KissというネーミングとCanonブランド。
ロ)軽量小型でレンズともに値段が安い。
ハ)他社エントリーモデルにないEVFを備えるとともに、部分的にフル装備だったEOSMのインターフェースを残している。(外部マイクジャックなど)
ニ)モードダイヤルや操作ボタン類を減らさず必要最小限は残している。
(EOSMの不評からモニタのタッチパネルだけに頼らない仕様)
ホ)SONYα6000(6100)で省かれている電子水準器(デュアルアクシス電子水準器)など、ベテランカメラマンでも納得する豊富な液晶表示。
ヘ)同じくSONYα6000(6100)で省かれているダスト除去機能(自動/手動、ダストデリートデータ付加)がある。
ホ)紙に印刷するときに暗くならない。(お店プリントでの再現がよい。)
ヘ)最新画像エンジン「DIGIC 8」
★欠点***********************************
イ)エントリーモデル特有で高級感がない。
ロ)[サーボAF時]高速連続撮影速度 最高約7.4コマ/秒、
低速連続撮影速度 最高約4.0コマ/秒・1/4000~30秒
(高速連写10コマ秒で連写すると理論上は1秒でバッファが詰まる。)
★★--高速連写して約1秒で停止になる。(動体連写向きではない)
ハ)EVFの縦位置表示ナシ
ニ)操作ボタン・ダイヤルが少なく、露出補正ダイヤルがない(プロカメラマン指摘)
ホ)専用Mレンズで良いものがない(プロカメラマン指摘)・レンズが少ない。
★レンズの残念なところは以下で・・・
EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM露出時間 : 1/30秒レンズF値 : F5.6
露出制御モード : プログラムAEISO感度 : 250
EF-M18-55mm f/3.5-5.6 IS STM露出時間 : 1/15秒レンズF値 : F8.0
露出制御モード : シャッター速度優先AEISO感度 : 250
★縮小したので違いが分からないかも
ヘ)USB充電非対応
ト)エントリーモデルなので防塵防滴仕様でない。
ニ)ローパスフィルター あり
ホ)★注意点・「瞳AF機能をONにする」と「電子水準器」が使えない。
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4)プロカメラマンの評価と実態
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イ)EOS M5(M6)に「露出補正ダイヤル」が付いていたのを目にして、EOS Kiss Mに露出補正ダイヤルがないと批評。
しかし、EOS M6 Mark IIに露出補正ダイヤルがつかなかった以来、その批評は封印。
実際は、タッチパネルで簡単に露出補正ダイヤルが可能。
ロ)初期のレビューには、動体撮影も可能とWebサイトにはあり「最高約7.4コマ/秒の高速・高精度なAF追従。」電車などの連続写真があった。
しかし、その後に連写1秒(10枚)でフリーズすることが分かって「動体撮影は難」に変更された。
ハ)EF-Mレンズが少ないの評価に止まっていたが、のちに高性能の良いレンズがないとむ酷評。
ニ)プロカメラマンが使わず、購入もしないカメラ。
スナップ写真など簡単綺麗に誰でも失敗しないでよく撮れるカメラという評価だが、プロ、ハイアマチュアレベルが要求するレベルに達していない。
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5)ダメレンズと使えるEF-Mレンズ。
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★概論★★★
EF-Mは、小型軽量の安価なレンスである。
価格と小型は当然性能と比例して、開放数値は暗く当然開放からシャープに写るという高級レンズ並の性能はない。
EOS Kiss Mに装着して撮影すると「P」プログラムオートでは屋外では晴天、曇天、雨降りの日でもF8(ISO250)以上になることが多い。
出てくる写真は、一様にメリハリがなく近景から遠景までピントが合った写真になる。
露出を絞りすぎるので、暗部は潰れで立体感がなくなり全体に塗り絵のような写真になる。
これは、詳細な画質設定をしても出てくる画像は大きく変わらず。ライトルーム(PSLR)で変えようとしても変化しない。
「瞳AF機能をON」にしてもEF-Mレンスでは対応するレンズがない。
EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM露出時間 : 1/320秒レンズF値 : F8.0
露出制御モード : プログラムAEISO感度 : 250
EF-M15-45mm f/3.5-6.3 IS STM露出時間 : 1/400秒レンズF値 : F8.0
露出制御モード : プログラムAEISO感度 : 250
FUJIFILM機種 : X-T30露出時間 : 1/160秒レンズF値 : F5.6
露出制御モード : プログラムAEISO感度 : 160
露光補正量 : EV0.3
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イ)★EF-M18-55mm F3.5-5.6 IS STM(生産終了・初期のキットレンズ)
EOSM、M2の時のキットレンズで、今となっては大型。
EOSM発売当初は、当時としてはかなり高価なカメラの印象でそれなりの描写がある。
(プロカメランは高評価)
■広角(ワイド)、望遠(テレ)側ともにシャープで信頼が置ける。
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ロ)★EF-M11-22mm F4-5.6 IS STM
ショートズームレンズなので、どのメーカーのものも評価が高い。
EF-Mとしては描写の良いレンズとはいえ、他社の同種のレンズに比べるとかなり落ちる。
■広角(ワイド)端は、かなりシャープでEF-Mレンズの中で一番良い。22mm望遠(テレ)側は多少甘くなるがEF-M15-45mm並以上。
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ハ)EF-M22mm F2 STM(パンケーキレンズ)
初期のキットレンズからのどこにでもあるお散歩用単焦点レンズ。
■単焦点の割に凡庸で、不思議とEF-M18-55mmにも及ばない。
使う人によって高性能と言う人もあるが、使って見ると接写では解像力が落ち暗部の描写が甘い。
それでF4程度に絞っても他社のレンズの解像度まであがらない。
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ニ)EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
(後期・キットレンズ・沈同式・プラマウンド単独購入)。
■広角(ワイド)側はEF-M18-55mmと同程度でシャープだが、望遠(テレ)端になると甘く解像力が落ちる。
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ホ)★EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM
(高倍率・M5キットレンズ・単独購入・プラマウンド)
■便利な高倍率ズームで設計が新しいのかEF-M基準でそこそこの描写をする。
広角(ワイド)側端18mmからでは、EF-M15-45mmより少し落ちる。
望遠(テレ)側は余り解像力が落ちずEF-M55-200mmの望遠側より大部良い。
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ヘ)EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
(Wキットレンズ・単独購入・プラマウンド)
広角(ワイド)側の55mm周辺はEF-M18-55mmに及ばす、望遠(テレ)側もEF-M18-150mmに解像力やコントラストも落ちる。
★印、描写がよく使い易かったもの。
★描写は、晴天下でプログラムオートで写して再度確認している。
(F8.0 ISO250(固定)、焦点距離によってSSが変化し望遠、広角だと多少F値が変化)
FUJIFILM X-T30(XF10-24mmF4 R OIS)だと同一条件でF5.6(ISO160)であった。
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6)EOS Kiss Mのレビュー記事を書いての感想
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何となくレビュー記事を書き始めたら今まで漫然となく使ってきた印象だけでなく、実写も含めて再検討することになった。
お陰でEOS Kiss Mの性格がより鮮明に分かった気がする。
特にEF-Mレンズの性能が良くないためにプログラムだと絞りをギリギリまで絞り込んでいたことが分かった。
こういうのがエントリーモデルと中級機との差であろう。
「EOS Kiss M」の役目は、簡単きれいに誰でも撮れるということにあった。
それは間違いなくその目的は果たされているものの、逆に言えば下手な写真が撮れない。
作者の意図を反映するにはマウントアダプターなどを経由して、高性能レンズを使わなければならないという制約が出るということであった。
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