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2021年11月13日 (土)

小説「天使の怒り」に見るロースクールと米国社会・その1

120225

 

つい先日、米国ロースクールとニューヨークの話題が出ていたので、40年前(1980年・昭和55年)の映画(1983年)にもなった「天使の怒り」(シドニー・シェルダン・日本語版1982)の本を読み返してみた。

もう余りにも古く、本も絶版になっているのでWeb上でも情報も出てこない。

テレビ放映されたのが「1987年7月1日からテレビ朝日系列(189分)」だそうで、原作本は1987年(昭和62年)版である。早川書房 (1982/1/1)

映画では主要な部分は小説とは変わらないものの、主人公の生い立ちやエンディングなどが違うようであ
る。

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Amazonに残っていた本の紹介

内容(「BOOK」データベースより)

マフィアの罠にかかり、美貌の女性検事補ジェニファーは、破滅的な事件を引き起こした。

裁判は中止され、被告人であるマフィアの幹部マイケルは釈放。

検事ディ・シルバの怒りは激しく、ジェニファーは法曹会から追放された。

だが彼女は、ニューヨークの下町に移り、弁護士として今一度法廷に立つべく活動を開始する。

優しく援助の手を差しのべる有能な弁護士アダムとの恋、彼女を憎むディ・シルバとの法廷での対決―その中でジェニファーは、着実に弁護士としての名声を上げていくが…。

当代一の人気作家が放つ華麗なるベストセラー・ロマン。(引用)
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この本の紹介文を見ると大方こんなものであろうと思う。

小説の冒頭では、主人公「ジェニファー・パーカー」が検事補の就任宣誓をしたあと、政治の世界に乗り出そうと画策していた検事ディ・シルバによる刑事裁判に加わる。

ここで新人のジェニファーは、ディ・シルバの指示と思い込まされて証人に封筒を渡す。

これがマフィアの策謀で裁判は負け、ジェニファー・パーカーは4時間で検事補を首になる。

何も知らないのにやる気満々の新人女性検事補の虚をついた失敗である。



次に小説では主人公「ジェニファー・パーカー」の生い立ちに言及している。

映画ではこの部分がほとんど省かれているので、主人公の人物像というのが不明確である。

主人公「ジェニファー・パーカー」は、ワシントン州ケルソー (Kelso)という「人口約10,000人・米西海岸最北部」の町の弁護士の一人娘に産まれている。

美人の母親は家に居着かず、父親の弁護士事務所か裁判所でほとんどの少女時代を過ごす。

16歳になった時に、母親は近所の18歳の男と出奔。

父親と一緒に弁護士をするという夢のために、シアトルの名門ワシントン大学(州立大学トップ校で形成される名門校グループパブリック・アイビーの1つ)、ロースクールを首席で卒業する。

卒業する年に父親が亡くなり、身1つとなる。

「ティーンエージャーと駆け落ちした母親の娘」という負い目でケルソーでは住めなかった。


全米トップといわれる「10以上の法律事務所の面接を受け、数か所から採用の通知」をもらう。

そこで、マンハッタンの地方検事事務所への推薦を受け、

東海岸のニューヨークへ飛んで弁護士試験を受け、弁護士試験合格と検事事務所からの採用通知を同時に受け取ってニューヨークへ来ている。

主人公「ジェニファー・パーカー」の生まれ育ちというのは、門前の小僧宜しく常に父親の弁護士の仕事を見て育ち、ハイスクール、大学時代も男友達と遊ぶこともほとんどなかった。


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作者・シドニー・シェルダンがなぜこういう生い立ちにしたのかというのは、

ニューヨークで3人の男性との関わりとそのきっかけの伏線の気がする。

主人公「ジェニファー・パーカー」は目を見張るような美貌の女性の上に気が強く、賢い。

この女性に癖の強い3人の男性が関わる。


○アダム・ウォーナー(ハーバード・ロースクール出身)

ジェニファーの弁護士資格剥奪の可否を握る弁護士協会の懲戒委員として登場。

○マイケル・モレッティ

エール大学+ペンシルベニア大学ウォートン校(MBA)出のマフィアの幹部で、ジェニファーが破滅しそうになるきっかけ。

○ディ・シルバ

出世の糸口を潰したことで、宿敵となった検事(日本だと検事正)

物語りは次回とするも、

「ジェニファー・パーカー」の設定性格というのが何となくわかるようになっている気がする。

人の性格というのは、根幹としては何となく「母親」かその系統を中心として外観に父親の行動様式か雰囲気をまとう感じがある。

子供は、親のすること行動を目を皿のようにしてみている。

それを見て参考にするか批判するかは別問題としても、「子は親の鏡」という言葉もある。

主人公ジェニファーは、弁護士としての仕事は父親譲りの様な感じとは言え、小説なので完全にそうではなく結構狡猾に働く。

その一方で、性に奔放な母親の影響も何となく受けているのか男としての小生にはわからないところがある。

そして米国のこのころの映画、映画には、理解できないところも多い。

つづく

 

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