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2023年7月 5日 (水)

記事「前代未聞の東大現役合格ゼロ、“生徒流出”の懸念が表面化

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「前代未聞の東大現役合格ゼロ、“生徒流出”の懸念が表面化

《東大京大への挑戦 群馬の合格ランキング」の疑問

地方紙に表記の記事があった。(公開:2023/6/19)

この記事は新聞の本紙では見つけられなくて、偶然Yahoo!ニュース(6/24)に全文が載っていた。

要するにWeb版だけの記事のようで今更「東大・京大」という50年前の高度成長期の学歴偏重時代を思わせる。


先ず結論を言えば・・・・

2015年以降、高崎高校(高高)に進学すべき生徒が中央中等教育学校(高崎)に流出して、「東大・京大」の現役合格者数で中央中等教育学校(高崎)に(数ではなく割合で)負けた。

それで約10年前に高高の校長をしていた「羽鳥進一先生」(47年前高卒)が「高高はもはやブランドではない」と嘆いている話。

その時に作った

「群馬県内高等学校 2年生対象東大合格セミナー」(群馬県高等学校長協会進路対策委員会主催)というのは今でも続いていると言う話。(例・前橋女子高など)

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突然妙な企画でおかしいなと思ったら元々「中央中等教育学校」を持ち上げてその手の学習塾に繋げるようなサイトがあった。

実を言えば中央中等教育学校(偏差値は58程度Web調べ)は、定員120人(男女60)で進路実績の人数が少ない。

確かに最近前橋地域の予備校の進路実績に中央中等がチラホラ出始めている。

しかし、前高、前女が圧倒的に多くいわゆる誤差範囲である。

新聞記事では中央中等の影響が大きいとあるものの、この手の宣伝Webサイトでの分析によれで中央中等の影響は前橋女子高では全く見られていない。

同様に前橋高校でも影響は少なく、又浪人が多い前橋高校の進路実績では中央中等を凌駕している。

そうというのも前高、前女、高高、高女に対して中央中等の最上位層というのは男女を含めて120人中40人強であって実を言えばそれほど影響が大きいとは思えない。

そして現在前女と高女との比較で驚いたのは、2015年以降では高女は前女に上位層の人数で全く追いついていない。

そして記事ではあえて無視しているのは、2016年に中央中等から現役で東大理IIIに1名合格。

2018年に前橋高校から現役で東大理Ⅲに2名(合格者数98名)合格していることである。

要するに中央中等の進路実績に前橋高校は余り影響を受けていない証明ともいえる。

又、進路実績というのは、個人の資質の問題で優秀な生徒がどこに集まるかである。

10年前と直近しか見ていないで、今更「東大・京大」と前述のように高度成長期の話のようである。

京都大学は、東大紛争のあと東大とは全く違う傾向の試験になっているはず。


約50年前の高度成長期であれば、東京大学を出るとよい就職先に恵まれてたとえ使い物にならなくともそこそこの部署で安泰に過ごせた時代があった。

しかし、そういう時代は過ぎ去った。

進学する生徒が少なくなりつつある中で、私立高校は生徒確保のため進路実績を積み重ねるようになったのはもう随分前からである。

小生などの前橋高校の時代(1967)では、群馬県の東部全域から優秀な生徒が集まった。

しかし、前高の432人の定員が今では280人になり、昔の前高ではないとしみじみ思う。



 

 

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