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2024年7月25日 (木)

「原拓鑑賞会」・書道芸術院北関東総局

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「原拓鑑賞会」・書道芸術院北関東総局

「原拓鑑賞会」の記事が「書道芸術759号」(書道芸術院発行)に掲載されるのを待ったので今頃の記事になった。

日時は令和6年5月19日、前橋市・国指定重要文化財「臨江閣別館2階大広間」で開催された。

講師は、書道芸術院・財団監事の西川翠嵐北関東総局長。

尚、西川先生は今期の第75回毎日書道展で会員賞(漢字部門)を受賞している。

ここで展示されていた拓本は、書道芸術記事によると中山無硯コレクションとの説明がある。

中山無硯先生(書道芸術院展漢字部審査会員)が亡くなられてもう10年近くになるかもしれない。

中山無硯先生が体調を崩される前は、中山稀雲と号していた頃の2010年。

解体される1年前の赤坂プリンスホテルで開催されていた毎日書道展表彰式で出会ったことがあった。

その時中山先生と同じ墨真会の社中の先生とホテル前で軽食を取ったことがある。

このとき拓本の話しをされていて妙に思ったことを思い出す。

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鑑賞会の中で、西川先生から笹本扇城先生(書道芸術院・白扇会)とのエピソードが何回か聞かれた。

文化大革命(中国の文革)が1977年(S52年)に終わり78年国交正常化、改革開放政策(1978年末に鄧小平政権)によって中国の文房四宝が大量に放出された。

その多くは文革時代の紅衛兵による略奪品だと想像できるものの詳しくは知らない。

その頃から中山、西川先生の明治大学の先輩である笹本扇城先生は、白扇会の種谷扇舟先生と拓本を購入するために何回も中国に行っていたという話を聞いている。

当時は自由に碑の拓本が取れた時代のうえ、多くの碑などが新たに見つかり業者にとっては宝の山だったようだ。


だから中山無硯コレクションには、笹本扇城先生に買ってきてもらったものも含まれているのかもしれない。

その笹本扇城先生には、書道芸術院展の審査部委員として在籍していた頃の1990年代2回ほど逢ったことがある。

声が大きく威勢の良い先生という印象の記憶だけである。

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実を言うとこの1980年(S55)ころに28歳で横堀艸風先生に師事している。

その頃艸風先生は硯を1梱包かって、社中に頒布したことがある。

夕方稽古に出かけると硯が所狭しと並べてあった。

しかし、良さそうなものは売約済でその上値段も高かったので買わなくて今では後悔している。



小生の家では二代目が書道をやっていて端渓の硯や大硯などがあった。

しかし、本家には本家のお宝が一切伝わらず四代目としては硯としては雨畑硯が残るのみ。

硯には全く縁がない。

中山稀雲先生も病を得た以降中山無硯と号を変え、想像によると拓本の代わりに硯を買わなかったことを後悔したのかもしれない。

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