平成16年2004 柊雲 席上揮毫 平成16年2月29日
平成16年2004 柊雲 席上揮毫
新春 書作家展 多胡碑記念館 筆の墨を落として……
(席上揮毫 平成16年2月29日・大安)
左のような結構大きな筆を持っていたのですが、書く時間がありませんでした。
これば持って行った筆の墨を水に溶いて(洗って)その墨を書こうとしているものです。
ペットポトルが見えていますが、当然普通の水を持って行った分けではありません。、
新春 書作家展 多胡碑記念館
まず「龍」という文字を書きました。
紙は1983年制作の二双紙、即ち20年以上の前の紙、
これは、筆についていた墨だけで書いたものです。
お手伝いは群馬県書道展・委嘱作家、書道芸術院・審査会員候補のU、Mの艸玄会社中の先生にお願いしました。
「能」を書く
写真で見ると墨が流れ出ている様に見えますが、ビデオで見るとほとんど分かりません。
ここは、一端止めたところなので筆が横になっています。
「西林乗宣・会長」から「筆が紙に触れない書」を初めて見たと言われました。
(平成16年4月17日、東京松坂屋で行われた「書泉会の書展」において)
実際は紙に筆か触れていないと書けないのですが、空を切っている……離れることもあると言うことです。
但し、この様な書き方は私以外誰もやっていないでしょう。
実際、師の横堀艸風先生の書いているところをほとんど見たことがないので何とも言えませんが。
……実際は、指導者講習会で見たことがあるのですが、早くで筆が見えませんでした。
作品の説明
書道界の偉い先生方が見えます。
皆さんどの様に見られたのでしょう。
ある人からの伝聞によると、「こういう書は初めて見た。」
……と驚いたと言うことなんですが確かにビデオで見てみると、筆やその穂先が見えないくらい早い。
即ち、「最初に書いた筆の線の墨」が紙に染み込む前に「次の線を引く」と言うことです。
それによって全体の一体感が出る。
淡墨では、水の滲みによっていったん書いたところには水の輪が出来て次の墨が乗りません。
従ってそのようなテクニックが必要であると言うことです。
{「龍」……作品題名
最後にまとめて見せています。これは最初に書いた「龍」です。
家の子が捨てるのはもったいないと言ったそうなのですが、終了後ゴミになりました。
「雷」の説明
実は、真ん中の部分の墨を吸い取ってしまいました。これは短時間に立てて見せるためで、実際の作品とはほど遠い物になりました。只雰囲気は分かります。
新春 書作家展 多胡碑記念館
集まった人数は、100人から150人ぐらいだと思います。他の揮毫者の様子を見ようと思ってもなかなか見られませんでした。
2004年02月29日
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