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2025年9月29日 (月)

1984(昭和59)年から2002(平成14)年頃までの荒井柊雲作品

1984(昭和59)年から2002(平成14)年頃までの荒井柊雲作品

★1986


第20回記念 前橋市民展  知事賞  受賞 
作品題名 「  望  」 140×70【180×90】昭和61年

Img031

和画仙の二双紙。〔4年ぐらい寝かせたもの〕宿墨。
滲みは割合良く出ました。

今出せと言われても出ません。

旧作品を見ると年を経るごとにだんだん下手になって行くと思います。

この作品も出品目録に写真として載っていましたが、カラーの方が雰囲気が判るのでこれにしました。

第37回 群馬県書道展  群馬・県議会議長賞 受賞
 昭和61年11月22日撮影  180×90
Img030


紙は和画仙の二双紙を使用しています。偶然に手に入れた紙で二度と同じものは手に入らなかった。
良い紙に気づいた時には10枚程度しか残っていなくて、その後10年間で1枚を残すのみとなった。

尚、この滲みは、現在でもなかなか難しくほとんど実現していない。


1985

第36回 群馬県書道展  群馬県・知事賞  受賞 
昭和60年  180×90
Img029

県展の作品集に写真が載っているのですが、余り綺麗に写っていないのでこちらにしました。

紙は二双紙。議長賞をいただいた翌年の紙と同じです。

濃い滲みこのごろ昔の原点にもどって研究しています。

今は、3尺×6尺の県展出品サイズは今使われていません。もう一回り小さくなっています


1984

第35回 群馬県書道展  群馬書作家連盟賞 
題名 「虞」   90×180  昭和59年製作
昭和59年製作の作品です。

Img028

今から考えると色々考えさせる作品です。

前衛書の書き方を考える原点の一つです。

公募出品の方がやはり力が入っていました。

1997

上毛書道30人展 作品題名 「 世奈 」
平成9年1月製作 172×70 
Img027
うちの娘の名前を書いたのですが、作品は駄作です。

1996 

上毛書道30人展 作品題名「 刷 」 
平成8年12月製作 70×48 
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この時の作品で一番気に入っている一つです。写真は、ライトが強すぎて墨色が飛んでいます。私が撮影したのではありません。
平成8年12月製作 70×48 

上毛書道30人展  作品題名 「 聖 」 平成8年12月製作 70×48 

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久々、横作品です。最近横作品の出品を見合わせてくれと言う、展覧会側の意向もあって書く機会も減っています。
確かに展示で横作品は縦作品の中で僅かなので出てくると困ってしまいますが。


平成8年12月製作 70×48 

上毛書道30人展 作品題名「 能 」
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写真によると、滲みが良く写っていません。
筆は直筆で穂先のみを使って書いています。
墨は。宿墨紙は二双紙。尚、写真は「水谷龍雲先生撮影」
平成8年12月製作 70×48 


1993

第47回 書道芸術院展  書道芸術院大賞 受賞作

平成5年12月製作 172×70 

Img023
紙は、7年寝かせた二双紙。(中国画宣) 墨は、4か月の宿墨。
筆は羊毛筆。
写真では、余り滲みがでていませんが、全体に薄く滲みが出ています。
あまり会心の作とは思えませんでしたが、良い賞をいただきました。


2000

上毛書道20回記念展 出品作  題名 「 雷 」
Img022
「雷」文字のうち、まず雨かんむりを書き、「たんぼ」の田を三つ書くと言う感じでデフォルメしてみました。この変形印も阿部先生の作。
平成12年8月製作 68×35

上毛書道20回記念展【平成13年 1月】 出品作  題名 「 聖 」
Img021


なかなか写真では、滲みの色合いが解りません。
画印は、群馬篆刻協会会長 阿部裕幸先生の作です。
題名を見ると読めてしまいそうな作品です。
別に墨象作品として限定して出したわけでないので、点数あわせの作品。
平成12年8月製作 68×34

上毛書道20回記念展(平成13年1月)  出品作  題名 「 麗 」

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群馬県書道展覧会等、群馬で活躍する書家の内、
昭和生まれの先生を発起人として20年前に発足したのが、
上毛(ジョウモウ)書道30人展です。
毎年、県内の県展審査会員相当以上の書家30人の展覧会を開いています。
今年20回に当たるので記念展を開催しました。
その発起人の一人、西林乗宣先生は今や(社)群馬県書道協会 会長として、群馬県の書道界のトップになっていますから、20年という歳月はたいしたものです。

平成12年8月製作 69×36


1999

1999
書道芸術院 秋期展1999年 出品作
題名   「 雷 雲 」 164×48 平成11年8月制作

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三層紙に、宿墨。○宿墨で滲みを出すと言う事は、比較的容易です。しかし、濃い滲みを広範囲に出すと言う事は難しい。15年寝かせた唐画宣を温湿度計を頼りに除湿機の手助けを借り1年掛けて枯らしたものを使用。それに従い、宿墨も調製し直し、根本から考え直して製作した。「書道芸術院 秋期展1999年 出品作」
平成11年8月制作

2001

第35回記念 前橋市民展  題名 「思念」
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市民展の(当番)審査員でしたので、作品は、小振りになっています。
例によって、ストロボの光が入ってしまいました。
写真ではよく分かりませんが、下の方に大きな滲みが出ています。
まあとりあえずの作品。
平成13年1月  68×36

書・淡墨の世界閉鎖に伴う記録
 

 

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