2000~2004年(平成12年から16年)の荒井柊雲作品
2000~2004年(平成12年から16年)の荒井柊雲作品
第55回 書道芸術院展 出品作 題名「行雲流水」 120×70㌢
題名「行雲流水」 120×70㌢ 平成14年1月製作。
紙は、和画仙の二層紙〈15~16年寝かせた物〉。
墨は宿墨。
今回は「節筆」を使ってみました。
要らない苦労をしましたが気負っていてどうも重たくなってしまいました。
市民展などの作品より先に書いたので色々試行錯誤になっています。
市民展などの作品は色々試行錯誤の上紙、墨等全く違った物を選択して思うような墨色が出ています。
2002年02月14日
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水魚之交【暢】 68×35
第36回 前橋市民展 書道部門 出品作 平成14年1月制作
紙は、和画仙の15年ほど前の二双紙。
買った当時どうも良い色が出なくてそのままにしてあった。
そのため練習用に使ったのであろうか残り少なくこの紙は終わり。
又虫の糞がついて隅10㌢幅で使えなかった。
不思議とこういう紙に限って良い色が出たりする。
今年も当番審査員なので少し凝った作品。
2002年01月06日
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水魚之交 68×35
艸玄会の総会の出席者用の景品として作った物。
二双紙。市民展作品と同じ紙。同時期に作成。少しおとなしめ。
あいた空間に大きめの画印…竹印を入れてみた。
平成14年1月制作
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2001(平成13年)
春夏秋冬 95×60
和画仙の二双紙を使い、宿墨で書いてみました。
今回は薄いに滲みです。
写真は、表具前の「まくり」の時のもので今後表具したものに差し替えます。
平成13年10月制作
2001年10月23日
平成13年度 書道芸術院 秋期展出品作品
題名 「春夏秋冬」179×57㌢
久々「和画仙」をで書いてみました。手漉画仙 二双紙 1985年製
近年、秋期展を見ても「滲み」効かせたものが多くなってきた。
ほんの10年前には少なかったから小生の作品は直ぐ見分けれられた。
と言うことで、滲みとしては一番難しい「濃い滲み」で表現している。
どこか「春夏秋冬」なのかというと、書き始めの○二つが「春」上に上がって「夏」である。
平成13年8月制作
第54回 書道芸術院展 出品作 97×60
題名 「思 念」 平成13年1月制作
紙は、三層紙(中国画宣1986年製)を寝かせたもの。
墨は、宿墨。印は、小野澤旭堂先生(毎日書道展審査会員、書道芸術院審査会員)のよる竹印。
第54回書道芸術院展において、評論家の先生5人(田宮文平、小野寺啓治、津川 晨、桑原 喬、松岡和雄の5人)による「私の選ぶ10点」の作品の中。
1票獲得しました。
★墨の芸術情報誌・「修美」・2001.4春季・草萌号・第20巻・通巻No74号・修美社刊 page89に掲載されています。
2000
書道芸術院 秋期展2000年度 出品作
題名 「 蜂 」 168×66
三層紙に宿墨。筆は羊毛筆。
「書道芸術院 秋期展2000年度 出品作」
平成12年8月制作
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2002
聖 68×45
書道芸術院・前衛書部・大阪展【平成14年3月21日~26日/大阪駅第二ビル】
聖 48×170 第21回 上毛書道30人展 出品作
第21回 上毛書道30人展〈平成14年3月15日~20日・高崎シティギャラリー〉 出品作
紙…中国画仙1986年製・三双紙。墨は宿墨。
墨の滲みを「薄い色」で出すのはどちらかというと易しい。
そこで「濃い滲みを出す」と言うことに挑戦した作品。
「濃い滲み」を出すためには、紙に滲みが広がる早さに関係している。
従って、そのように紙を加工し、そしてその紙専門に墨作りをしたもの。
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「 唯 」 136×57 第21回 上毛書道30人展 出品作
第21回上毛書道30人展〈平成14年3月15日~20日・高崎シティギャラリー〉出品作
和雅仙《1986年製》二双紙。
最近の中国画仙は、品質が悪いため敢えて和画仙を用いた。
三双紙よりも二双紙の方が楽に滲みが出る。
この作品では、二段の滲みが出ている。
題名 「青雲之交」 136×35
第21回上毛書道30人展〈平成14年3月15日~20日・高崎シティギャラリー〉出品作
和雅仙《1986年製》二双紙。二段の滲みは二双紙のゆえ。
この紙は、買った当初余りよく滲みが出なかったので適当に積んでおいた。
従って、虫の汚れなどが付いて部分的に使えなかったところがあった。
ここの作品は、一番内側にあって汚れていなかったもの。
こんな紙も何かの偶然で不思議と、良い墨の色が出ることもある。
尚、この紙は全て使い切ったため同じ滲みは二度と出ない。
水魚之交 半 切 全国学生書道展・指導者展
全国学生書道展・指導者展≪東京都美術館・彫塑室≫
今回は全て軸装。会場に行って赤い軸になっていたのでビックリ。
中国画宣三双紙・1986年製。
紙も古くなると膠分が変質して、色がついてきます。
それで最近「試行錯誤」で汚れ落としをやっています。
この作品の前のものは、紙を持ち上げたら破れて「グシャグシャ」。
再度書き直して、染み抜きもやったのがこの作品。
2002
第53回 群馬県書道展出品作 題名「魚」 半切
写真は、会場での物。アクリルガラスに反射して妙なことになっている。
紙は中国画仙三双紙。(1986年製)
印は作品に合わせて、縦で「柊雲」と文字だけで枠なしの印。
迷いの無い作品とはなったが、易きに流れた作品として処分してしまおうとも思った。
しかし、不思議と評価してくれる人がいて倉庫の荷物として現在に至っている。
第37回 前橋市民展覧会・出品作 35×70
前橋市民展覧会・出品作〔委員〕
紙・中国画仙三双紙(1986年製)
冬の寒いときに書いたもの。今年は1月初何故か寒い。
書いた後何かしっくり行かず書き直すことに。
日本画では膠は冬は、薄め。
夏は濃いめに調合する。
膠分はほとんど分解してしまっている宿墨であるが寒いときはやはり薄めが良いようである。
☆第37回 前橋市民展・書道部門【15年2月14~20日~3/1】
委員 129点 無鑑査作家 145点 一般公募 466点
◇書道部門 合計740点
◇美術部門 384点
◇写真部門 722点 総合計 1846点
第56回 書道芸術院展 出品作「行雲流水」半切
今回は、額のマットの色を生かした作品にしてみました。
仕上がり寸法が決められているためにマット面を大きくすると作品が小さくなります。
そこをあえてマット面を大きく取りました。
従って違った雰囲気が出たと思います。
作品である以上、只大きいと言うだけでなくそれなりの品なり、雰囲気を大切にしたいと思っております。
尚、紙は1986年製三双紙
2003
第10回 艸玄会書展 出品作「唯」 半切
2003_8
第54回 群馬県書道展 出品作(半切)
平成15年の第54回 群馬県書道展出品作
紙は、持っている紙の内では新しい方で1990年物の二双紙。
このころの紙はなかなか良い色が出ないのであるが、色々と考えて強制的に乾燥させて風化を進めた結果古い紙と変わらない滲みが出た。
墨との相性もあって今後同様になるかは分からない。
尚、今年は久々夏に県展の錬成会を行った。
こんな時を利用して初心に戻ってみると良い考えが浮かぶものである。
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平成16年
2004
繋(第38回前橋市民展・出品作)
今まで少し強い調子だったので、少し大人しめに書いてみました。
小画仙四分の一画寸法としては、45×90になります。
今年は、運営委員になったので見本という気持ちで書いています。
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