彬子女王著「赤と青のガウン」オックスフォード留学記 を読む
2015に出版された著書の文庫本として再版されたもの。
現在25万部とAmazonに出ていたベストセラーである。
従って、書評というのは沢山あって
「格安航空会社LLCでの失敗」
「パスポートは茶色の外交旅券」
とかのことは書評にあったりする。
内容は2010(平成22年)以前のことで、現在のような混乱期ではなかった。
「英国の電車の思い出あれこれ」の事柄も英国には日立製作所が2005年進出して鉄道車両を作るようになっている。
しかし、主要部は留学記であるからオックスフォード大学マートン・コレッジに関する事柄ではないだろうか。
皇族御用達のオックスフォード大学などの留学は、「ビジティング・ステューデントVisiting Student(聴講生)」であって、試験は免除されている。
1年と3年に試験があって、それに通らないと留年するか卒業できないとある。
調べて見たらオックスフォード大学は3年で終了だった。
イギリス・エディンバラ大学人文科学社会学部を3年で中退した承子(つぐこ)女王(高円宮)の理由はこれなのかもしれない。
英国の大学では、修士課程は1年という。
しかし、オックスフォード大学では2年らしい。
従い、オックスフォード大学大学院1年生は、PRS(Probationer Research Student(暫定研究学生・研究見習生))と呼ばれて、試験を受けて2年目にM.Litt. 又はD.Phil.学生となることが書かれている。
こんなふうに今まで知らないオックスフォード大学等の英国の大学制度というのは興味深いところである。
日本の大学院では、工学部しか知らないのだがオックスフォード大学と似たようなものである。
大学院の1年では、夏休みまで午前中に授業がある。
そして、午後から研究室に戻って研究テーマやそれに関わる実験方法などを模索する。
授業がない日は、研究室で「読書会」という英文の論文の解説を輪講で行う。
学部学生(卒研生)は、配布された論文、院生は自分で用意する。
秋になると決まったテーマの予備実験を開始しする。
3月に「中間発表」という教授や学生の前で成果を述べる。
2年になると「中間発表」のあとの実験を続ける。
時として、中間発表の研究テーマの実験が不可能であることがある。
その場合は、以前の院生の研究テーマでやり残した研究を続けることもある。
少し話は逸れた。
彬子女王は、かなり社交家であったらしく多くの友人や先生に認められている。
先生と仲がよいというのは優秀であるからだろう。
Superadviser(指導教官)の中に大英博物館の隣のロンドン大学SOAS(東洋アフリカ学院)にジョン・カーペンター先生という人物が出て来る。
その後にメトロポリタン美術館の日本美術担当の学芸員になったと書かれていて、数年前の「眞子(M子)」(A宮家)と関わっているのは実に奇妙なことである。
最後にオックスフォード大学のEU以外出身者の学費は、著書では5倍、WEBでは4倍とある。
「オックスフォード大学の学費は、2023年7月現在のレートで年間530-810万円強」とあって、EU内なら年間100万円くらいになりそうである。
但し、今は円安で分からないが。
オックスフォード大学の留学生はWebでみると約42%と言うことで、留学生は高い学費を払っている。
米国なども留学生は3倍以上高いと言われている
日本は、逆に留学生には学費が安かったりするから不思議である。
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