衆議院選挙結果と事前のマスコミ予想の乖離は、既にSNSなどでかなり言い尽くされている。
○読売新聞10月21日<木>(13版)一面では、「自民減 単独過半数の攻防」の見出しで「立民、議席上積み」(公示前の110議席から20議席ほど伸ばす。)とあった。
これは、19、20の両日、全国世論調査+読売新聞の取材を加味とある。
○読売新聞10月29日<金>(13版)一面では、「自民単独過半数は微妙」の見出しで「立民増、維新勢い保つ」
(公示前の110議席から30議席ほど伸ばす可能性。)
26~28日に全国世論調査を行った。
こんなふうに大幅に予測が外れると新聞社が行った「全国世論調査」というのがかなり民意を反映していないということになる。
事実今回は毎日のように電話が自宅や仕事場にかかってきた。
今固定電話では「オレオレ詐欺」対策で出ることはないし、電話世論調査は同じく面倒なので出ることはない。
今、テレビも新聞も読まない人が多くなって、調査に協力する人は余程暇な人であるかもしれない。
読売新聞朝刊では10月上旬から「時代の証言者」というコラムで「親米を歩んで 阿川尚之」という記事が連載されている。
阿川尚之氏(慶應義塾大学名誉教授)といえば、作家・阿川弘之氏(文化勲章)の長男で、阿川佐和子氏の兄である。
阿川弘之氏は元「海軍予備学生(東京帝大卒)」で、それを元にした大日本帝国海軍もの「山本五十六、米内光政、井上成美」の海軍三部作は若い頃によく読んだことを覚えている。
文脈としては「海軍・善」、「陸軍・悪」とする米国の戦後民主主義史観である。
「海軍・善」というのは偽計で実は海軍の暴走が止められなかったとは東條英機が述べている。
少しそれたが、この阿川尚之氏というのは同じ年ではないが「同学年」であったことがわかった。
但し、病気で4年闘病し学年としては3年遅れとなっている。
だから時代としては3年遅れた世代を過ごしていて、東大紛争も1970年安保も高校に入る前の中学生時代(昭和29年生まれと同じ)。
昭和48年(1973年)の石油ショックの年に慶応高校から慶応大学法学部へ進学。
元々麻布中学に在籍(高校から慶応)していたので、小生などの地方で(やることがないと)安住していた世代とは大違いである。
慶応大学から交換留学プログラムで、ジョージタウン大学に学びジョージタウン大学卒
(結果・慶応大学中退)「外交学士」。
SONYに縁故採用される過程て、海外留学組にアドバンテージがあった時代。
そしてこの10月29日「時代の証言者<15>」というコラムでは「1981年8月末、ジョージタウン大学ロースクール」の記事になる。
<14>では「米ロースクールへ挑む」と題してロースクール(JD・ジュリス・ドクター)に入学する方法などが書かれている。
書かれているのは過去に多くあるロースクール映画とほぼ同じ経過である。
ロースクール入学に当たって、LSATという法学適性試験を受け、願書と自己アピールなどを送る。
阿川尚之氏は、コロンビア、ジョージタウン、ミシガン、ノースウエスタン大に合格、最難関のハーヴァード大学など数校は落ちたとある。
映画ではハーヴァード大学ロースクールを舞台にして
ペーパー・チェイス(1973)
ミスター・ソウルマン(1986)--黒人学生と奨学金
キューティ・ブロンド(2001)--女性弁護士
などがある。
このうちペーパー・チェイスは見ていない。
キューティ・ブロンドでも、高成績のLSATという法学適性試験結果と願書と自己アピールで入学している。
授業風景は「ソクラテス方式」というのは映画で見るのと同じ。
「教授と学生が問答して解答を見いだす」
1年目の成績で評価されることが多く「法律的な思考力をかなり反映すると考えられている」という。
この1年間は勉強以外何のない毎日で、「授業が終わると図書館へこもって予習と復習」
「週末も基本的に同じ。」
ここで阿川氏も4人の勉強グループを作って試験に備えたとあって、実は映画でもおなじようなシーンがある。
小生なども大学時代、試験が近くなると「試験対策」のグループを作るのが通常。
こういうコミュニケーションが取れない学生は、大方振り落とされて行くシステムに近い。
こういう「試対」に参加できない学生というのは、優秀であってもその後の就職で会社になじめなくて戻ってくるケースが多かったような気がする。
映画にも出てくるように、この1年時に多くの学生が脱落する。
2単位落とすと自動的に退学になるそうで、法科大学院を卒業できるだけの実力があれば司法試験に合格するらしい。
「時代の証言者<16>」では、第2学年の「サマーアソシエイト採用の面接」の話がある。
サマーアソシエイトは、法律事務所などでのインターンで給与も出る上にパーティーや「高級レストランの食事、ミュージカル、野球の試合などで、もてなす」とある。
「2年の秋学期には、採用面接が、最初はロースクールやホテルで行われる。」
1年時の成績が悪いと「コールバック」という2回目の面接に呼ばれることが少ないとある。
「卒業後、司法試験は暗記に明け暮れ、2日に及ぶ試験を終えたときは、圧倒的な開放感で、世の中が全て美しく見える。」とあった。
こんなふうに見てくるとKKのようにLL.M.から2年目以降にJ.D.課程に編入すると言うのがどれだけ無謀で意味のないことかがわかるし、普通は編入できないはず。
LL.M. だとLSATを受けなくて良いし、退学の可能性があるJDの1年時を回避するというのだろうか。
いずれにせよKKの世界と映画で描写されるのと同じ阿川氏の法科大学院(J.D.課程)とは、余りに違いすぎる。
※ペーパー・チェイス
「ペーパー・チェイス」は見たことがあったの気がついた。
「写真的記憶力と豪語する学生が1年時の授業について行けなくて退学した」シーンを思い出した。
今は、40年前の映画で放映された「天使の怒り」という刑事弁護士の本を読み直している。
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